感情の問題地図
本日はこの本を読了しました
皆さん仕事をしていて怒り喜び悲しみ等いろいろの感情が生じるのではないでしょうか?
私が多いのは怒り、悲しみ、落ち込み、不安が多いでしょうか
私は例に漏れずこの4つが仕事中によく感じる感情です
基本的に心配性で短気でネガティブです
上司との関係、新しい仕事を進める時、能力以上の仕事を振られたとき等、上記の感情が生じます
仕事で生じる不安な感情は何でそういう気持ちになるのか、容易に想像できますし自分の努力でとうにかなると思えます
一番困るのは人間関係で生じる怒り、悲しみです
他人の感情を推し量ることはできてもそれがあっているかどうか本当のことはわからない
何でそんなことするんだ、何でそんなこと言われないといけないんだってひとりでモヤモヤしては色んな悪いことを想像して思考がグルグル回ってなにもできなくなる
そんな経験ありませんか?
結局、この感情は我慢するものなんだ、無かったことにするしかないんだ、それが人間関係だよねって我慢してこの感情とはこうやって付き合うしかないんだと半ば諦めていました
この本を読んでなるほどと思ったことは
感情には意味があるということ
これに尽きます、なぜ怒るのか、悲しくなるのか、一人一人意味があるということです
そしていわゆる感情的になってしまった時、人は客観的に自分を俯瞰できません
そうなると最悪、妄想します
感情の負のどつぼにはまります
上司からメールが来る、なんでそんなこと今さら言ってくるんだ、足を引っ張りたいんだな、やっぱりあの人は嫌いだ、と
客観的に言えることは上司からメールが来たということだけです、良くないことに感情的になって妄想してしまっています
重要なのはなぜ自分が怒るのかその理由を考えることです
それが分かれば感情とはうまく付き合えます
他人に感情をぶつけるのではなく、感情の意味を知る
そうすれば俯瞰的に行動、考えることができる
対処の仕方が見えてくる
仕事の成果も出やすくなるのではないでしょうか
むしろ感情を歓迎する、自分のことをよく知るきっかけなんですから
自分自身が一番自分のことをよく知らないとはよくいったものです
いかなる感情にもうまく付き合うために4つのコツがあるそうで
その感情の意味、役割を知ること
感情を押さえ込まずに感じること
自分のいる状況を俯瞰する
感情がくれる手がかりに合わせて行動する
これだけです
年齢を重ねるほどに視野が狭くなり、色々なことを受け入れられなくなる自分を自覚していましたが、感情を押さえ込むという愚かな知恵を身に付けようとして感情的に負のスパイラルに陥っていたと気づかせてもらえました
感情的になったっていいんです
うまく付き合えれば、
そう思えれば人生楽しくなりそうだなって純粋に思いました
いい本に出会えました、今年一番の気づきを与えていただきました