モラトリアムPTの備忘録

まだモラトリアムを抜け出せていない兵庫県で理学療法士をしている者のブログです

職場に対する疑問を書きます

当院は業界内ではそれなりの評価を得ている三次救急病院です

 

これは医師、看護師、その他職種の底力です

 

ではリハビリテーション技術部はといわれるとどうでしょう

 

病棟専従と担当という少し変わったやり方を取っています

 

専従は病棟看護師との調整、臨床指導等リハビリと病棟のパイプ役というイメージです

 

担当は計画書作成、評価表作成、カンファレンス準備等書類業務は専従より格段に多いです

 

専従は同じ病棟に張り付きます

担当は院内中を走り回ります

 

その結果忙しい三次救急病院は患者さんのベッドに行ったら検査で不在、医師の診察、看護師のケアと被るなんていうことは日常茶飯事です

 

そして他の患者のところへ行くと同様の理由でリハビリができないなんてこともあるわけです

 

そうすると何が起こるかといいますとリハビリの時間が確保できなくなります

質の低下です

 

一方専従は介入できる人をすぐに選べます

看護師の都合にも合わせられます、病棟ADLも確認できます。看護師と一緒に介入することも出来ます。

 

あと当院はリハビリする前に部屋もち看護師に声をかけるというルールがあります。というよりリアルタイムの状況が知りたいから必ずするわけです。でも看護師の名前が分からなくて探す時間も無駄なんですよね、専従はそこのロスも少ない

 

何が言いたいかというと担当セラピストへの嫌がらせかと思うほど過酷な環境です

 

気づけば8年間勤めていますが10人ほどはパワハラまがいのことで不登校になってますし退職してるスタッフもいます

そういうスタッフは全員担当です

 

ミーティングがあっても担当には意見が求められません

専従のみ参加のミーティングなんですよね。専従が話し合ってもいいリハビリは提供できないですよ。

 

そんなこんなで今年度は異動希望を出しました

もう、我慢できなくなったのが一番の理由です

 

何のための努力なのか自分で折り合いがつけれなくなったので法人内の異動を上司に言いました

 

通るかどうか分かりませんが少しでもやりがいをもって働くための働きかけです

 

少しでも皆さんにこの環境を知ってほしいし僕の勤めてる病院はとんでもない上司と病院だということを知ってほしいと思います