モラトリアムPTの備忘録

まだモラトリアムを抜け出せていない兵庫県で理学療法士をしている者のブログです

研究者としてうまくやっていくには~組織の力を研究に生かす~

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こんばんは.

 

社会人になってからこのBLUE BACKSシリーズは愛読しています.

著者のTIPSが1冊に凝縮されており,こちらの本はもちろん,プレゼン,うんちく?(私は飛行機が大好きで飛行機や空港,そこで使用される機材等について詳細に書かれている本もあります)も含めて様々な知識を与えてもらっています.

 

 

今回はこの本を読みました.

 

読んでみて感じたことは研究者の魅力,学生や教授との関わり方等著者の研究者人生の一端を覗かせてもらった気持です.

私は修士は指導教員であった恩師の修士第1号,博士課程も遠方の大学に在籍していましたのでゼミという活動はほとんどありませんでした.

 

博士,修士,学部という縦割りの関係性,博士が修士の面倒をみる,というような経験がほとんどありません.それがいいのか悪いのか分かりませんが,これまでの人生でも後輩に背中を見せるということは自分自身にとっても重要であると思いますし,経験という意味ではそういったこともすべきであったかなと反省しています.

 

 

実際に経験できなかったのでこういった本から学んでいくことはとても有意義です.何をすべきかというハウツーではなく,どういったマインドを持っていればよいのかそこが大切であると思いました.

 

著者は大学だけでなく,一般企業での研究職も経験しています.そういった経験も大変貴重な内容です.いわゆる大学院生の時間を気にしない研究スタイルとは異なり,時間にきっちり,タイムマネージメント重要性なんかもそういった所から感じます.時間は有限ではなく,決められた時間内で一定の成果を出すということでしょうか.

 

将来の先取り,予習ができました.大変貴重な読書になりました.